‟営業開花”・・・開発思想
ほぼ昭和時代の話になりますが、中間財・中間流通商社はメーカーの販売代行で充分な収益があり、
右肩あがりの経済環境で売上も伸びていました。
しかし、バブル崩壊~失われた30年超・・・もうそんな環境でありません。
中間財や、中間流通企業の状況は、競合企業間の競争は、一定パイの取り合いになっています。
これはどう言う事かと言いますと、
中間財・中間流通企業の本来機能(商品調達機能・販売機能・在庫機能・金融機能・分散配送機能等)の価値が相対的に落ちていく状態です。・・・提供している内容がほぼ同じですから・・・それによって競争による価格低減圧力が強まり続ける状態です。
特に中小・中堅の中間財商社・中間流通の収益性は極めて厳しい状況です。
その原因の一つがITの進化もあります。
・・・この状況打破に何が出来るか?
「営業開花」の開発動機はここにあります。
「営業開花」の監修にあたるカテゴリーワンのメンバーは、
長く事業開発、営業・マーケティングの現場で様々な課題を解決してきたメンバーです。
そのノウハウを活かし付加価値の高い営業活動に則した、使いやすく、
基本的で汎用的な営業推進支援システムの構築をまずは目指しました。
・・・営業を「体系化」=「仕組み化」する事が目的です。
仕組み化とは、営業活動が自ら考え自律的に動き、成果を上げていくシステムを作る事です。
また、コンテンツ機能を装備する事で、営業の考え方を整理・整備して頂くのに役立つ事も目指しています。
何か「考え」を出すには、整理された「考え方」が必要です。
また、現在は大きな環境変化もあり、様々な営業改革は喫緊の課題です。
・・・その考え方は・・・
●会社・営業スタッフ個人の目標を明確にして、意識化強化・共有する。
●顧客基点での営業活動
●営業プロセスでのマネージメント
●営業記録の蓄積と、その情報の分析
●情報から、高付加価値化営業の機会を創造してく。
・・・その目標は・・・
●属人営業から、組織的営業へ。
●御用聞き営業から、提案営業へ。
●営業プロセス(記録・案件フェーズ)のマネージメント。
●営業情報の蓄積・分析から、新たな価値提案要素を生み出す。
●営業の生産性アップ=付加価値の高い営業と、効率化
●新規開発の促進=成長性のアップ
●顧客の信頼、ロイヤリティ(忠誠度)のアップ 等々です。
特に、それぞれの企業様の日々の活動を支え、蓄積される情報を活かして
高付加価値な営業・・・案件(機会)つくりを主眼に置いています。
そしてもう一つ、中間財・中間流通企業には大きな課題があります。
EC系企業の台頭です。B2B系と云えども、一部の業界ではEC系にそのビジネスが大きく奪われた所もありますし、
徐々に浸食されている業界もあります。
・・・事務用品・オフィス用品のアスクル。工場用間接財のモノタロウ、そしてアマゾンのアマゾン・ビジネスです。
「うちの業界でECなんか無理!」・・・そんな業界・業態はもうありません。
デジタル化は一気に襲ってきます。
EC云々は別としても、事業にデジタルを如何に取り入れるか?
それは、すべての事業に共通です。
幸い、中間財商社・中間流通は、ほんの少しは時間的余裕はあります。
この「営業開花」活用をきっかけにデジタルとの取り組みを進めて頂く機会になれば・・・これがもう1つの動機です。
「営業開花」の特長はシステムだけではなく、この様な情報コンテンツを提供する事です。
この運用に役立つガイドやリポートと共に、「営業開花」活用を軸に、事業に役立つ様々な情報を配信して参ります。
どうか「営業開花」を役立て、営業の高付加価値化を目指して頂ければ幸いです。
操作等は、操作マニュアルと動画をご覧頂き、この運用ガイドやリポート等を参考に営業改革をお進め頂ければと願います。
また戦略構築にはCategory1戦略をご検討頂ければ幸甚です。
🔗Category1戦略プログラム