自社運用ルール設定サンプル

「営業開花」導入にあたっては、営業の方々は様々な反応をされると思います。
特にベテラン営業スタッフの方は「抵抗」を示されるかもしれません。
人は誰しも管理されるのは嫌なものです。
 
また、ここに示すルールサンプルは、一つの目安です。
これを参考に独自のルール設定もご検討頂ければ良いかと思います。
ただ、一つだけ前提としてお願いしたいのは、この「営業開花」導入の際は、
それまでの「日報」「週報」は廃止願いたいのです。
「営業開花」でも日常活動の行動記録、顧客単位、案件単位で記録が可能です。
記録は重要な情報ストックになります。また記録はシステム使用者に共有され、意見を書き込む機能もあります。
「日報」「週報」も書かなければ成らないのは2度手間になって非効率です。
 

●「営業開花」ルール・サンプル

1,目標設定
・会社が定めた期間に添って、その目標を入力する事。
・部門目標は、その部門長が成員の目標を取りまとめ入力を行う。
目標の内容は
・期間、定量目標=売上・利益(※利益の定義は設定して下さい)
・目標達成の為の行動方針。行動プラン
・目標達成の為の重点事項(顧客・商品等と、その方針)
・スケジュール目標
個々の目標に対してレビュー(評価)を部門長が行う事※部門目標欄に記載。

2,顧客管理

・顧客情報は知っている限り、余すことなく記載する事
・顧客セグメント(種別・対応方針・業種業態)情報は、別途定めた(※)基準に添って客観的に設定する事。
※基準はガイド(顧客管理)を参考に各社で設定してください。
 ・担当者・部門長は顧客に対する目標を明確にして記載する事。
 ・必要に応じ、情報内容に変化が出たら速やかに修正記載する事。

3,案件管理

・プロジェクトの起案は各部門長の承認の上で、行う事。
・起案時には必ず登録を行う。
・プロジェクト内容は出来る限り詳しく、記載し目標も明確にする事。
・目標期間を確実に設定する事。
・個別顧客への展開が見込めた時は、タスク登録を行う事。
 
・タスク記録はポイントを整理して、進捗状況を記載する事
・プロセスの進捗は別途定めた基準に添って行う事。そのルール・定義設定は行って下さい。
※基準は「導入ステップガイド」を参考に各社で設定してください。
・上長はタスクのプロセスの進捗状況を把握する事

4,行動記録

行動記録は、それぞれの項目に添って日々毎日記載する事。
行動に関する事は、すべてを出来る限りポイントだけを記載して解りやすくする事。
 

5,メッセージ機能

・営業スタッフ間のやり取りは、出来る限りメッセージを使用の事。
・口頭だけで無く、メモをして伝える事として理解する事。
 
 
あくまで基本だけを記載しています。
各社の「営業開花」の活用にあたり独自なルールを設定して下さい。
また準備期間お渡しした「導入ステップガイド」をご覧ください。
 
 
 
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