デジタルツールの現実と、中小企業が考えるべき事

間違った導入だけは、してほしく無い!

ここでは「営業開花」と言う、いわゆるデジタルツールの導入をおススメしているのですが、実は多くの企業(大手・中堅企業)では、その導入がうまくいかなかったケースは大変多いです。ある調査では導入した企業の4割程度、ツールによっては半数以上が、うまく運用出来ずに解約しているとの事です。特に海外のシステムの場合多く見られます。その間の埋没費用と手間は大きなものです!「営業開花」開発時から、その事は承知はしていたので中小企業向けでの開発には、まず「運用」から考える事を重視して来ました。
では、何故に?導入がうまく行かないのか?まずここを理解頂きたいのです。
原因としては・・・
●導入すれば、それで良し!・・・的な考え。どう使うか!を考えていない・・・殆どコレ!です。
●導入にあたっての準備不足・・・システムを使うには社内ルールの検討や、営業における様々な物事の定義の再設定等が必要なのですが、システム側も説明をしていないケースが殆どです。
●使い熟せない・・・あれも出来る。これも出来る。色んな事が出来る!で使ってみたら使いにくい!
・・・大体、こんな理由で無駄を生み出しています。
かなり昔の話になりますが、オフコン(パソコンの前!)を中堅から中小企業が導入しだした時に起きた混乱と似ています。「伝票は手描きの方が早い!帳簿は手作業の方がいい!」なんてセリフがあっちこっちでありました。今では考えられませんが・・・理解し、使い熟せば役立つ事は明白なのですが、その導入で失敗はしてほしく無い!
「営業開花」は、そう考えて開発しています。その為に「運用」をサポートするアドバイス機能のコンテンツを装備したのです。

説明資料には何度も書いていますが「何が出来る!」(機能の豊富さ)では無く、「何をするか!」・・・営業改革の考え方を、明確にして頂きたいのです。それで無ければ、この様なツールの意味はありません。
確かに「営業プロセスの可視化」とか、「営業効率アップ」とかを謳っていますが、それで「どうする!?」が無いと成果には繋がりません。その事を強調したいのです。

確かに導入にあたっては会社内で色んな事を決めたり、再定義したりする事が必要です。
しかし、その行為自体が、その会社の営業改革のスタートに成ります。
例えな、そもそも会社での‟営業”の役割=機能は何か??改めて考えて頂く、それを明確にして頂く事。・・・実は意外に不明確な会社さんは多いです。成果基準をどの様に持つか?売上か?利益か?お付き合いか?臨機応変なら、この様な状況は、どの様な比重になるのか?様々な事・・・基準と定義を協議して決めていく土壌つくりにも成ります。
実は、ここが一番大事な事です。

運用が大事!と言わせて頂くのは、そこにあります。
「営業開花」では、そのサポートとしてのコンテンツ機能がありますし、運用に関するお問合せや、リアルでも対応しています。
「何が出来るか?」の機能に走り、高い費用を掛けて成果が出ない!
その様な導入をまずはしてほしく無いのです。

逆に多くの経営者の方やマネージャーの方は、運用がうまく行かない!を、何となく察知して導入に躊躇される方も多いですが、それでは営業の改革や改善は進みません!ましてやデジタル活用など出来得ません。
今は、それでもいいかも知れませんが、気づいた時はもう遅い!なんて事にも成ります。

間違った導入はしない!も避けて頂きたいのですが、
何もしない!は、もっと避けるべきです。

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